ワークショップ

2001年12月13日
 ようやく体調も回復し、少し卒論も進め、なかなかいい調子じゃない?と調子に乗っていた矢先、不注意で図書館の本を自分の荷物と混ぜてしまってしまいつかまる。ああ…ついてない。

 ぼけーっとしていたんだなぁと改めて思う。なかなか自分の状態を把握するのは難しいなぁ。

 さーて、気を取り直して日記です。
今日は「ワークショップ」というものを調べていました。いつも勉強するっていうと「先生がいて、ほかの人は黙って聞いていて、つまらなかったり、面白かったりする。どっちにしても先生の上手さが問題」なんていうイメージがある。

 それをちょっと変えた企画をやってみようかなと思い立って試行錯誤してます。

 「ワークショップ」ってあまり聞きなれない言葉ですよね。もともと英語で「共同作業場」や「工房」なんかを意味していたようです。そこから発展して、「参加型体験学習」「参加者が自ら参加・体験して共同で何かを学びあったり、作り出したりする学びと創造のスタイル」という風に言われています。

 具体的には、ネイティブ・アメリカンの伝統を取り入れていたり、「個人ー共同体」との軸を扱ったり、精神世界の分野にまで裾野を広げているものとなっているようです。

 本当に簡単にいえば、「人から教わるのではなく、唯一の答えがあるわけでもなく、自分から何らかの目標に向かっていろんなことを体験しながら学ぶ」ということでしょうかね。

 今やってみようかなと思っている事はこんなことです。

「大学生と、中高生が、互いに対等な立場に立って、(勉強)っていうことについて考える」ということです。

 きっと中学生・高校生位って、「なんで勉強しなくちゃいけないんだろうなぁ」と思っていたり、「まぁ、受験もあるしね…仕方ないよ」ということで日々授業を受けたりしているんだと思う。

 そして大学生(一般的に受験勉強をクリアしてきた人)も、本当なら「勉強」に対して自分なりのアプローチをしていてもいいはずですが、意外と「単位をとる」「ノルマだから」という受動的な理由で取り組んでいるのかもしれません。

 その中で、誰か先生のような人に「勉強しなさい」「勉強は楽しいものです。」「いつか役に立つからやりなさい」といくら耳にタコができる位にいわれつづけても、本人の自覚は目覚めないんだろうなぁと僕自身振り返って思います。

 そのくせ「勉強つまらない」だぁ、「なんでやらなくちゃいけないんだ」とか不満ばっかり。

 なら自分でトコトン「何でやんの?」「どうやったら面白いかな?」と、また「勉強についてどんな風に感じているの?」ということをみんなで率直に語ろうよというアイデアに至りました。

 多分誰も「答え」は知りません。
誰も教えてくれません。だけど、みんな体験しているものだし、何か感じているものです。年齢や性別、学歴といったものは関係ありません。

 そんな状態から、グループで、また個人で普段あんまりやらない「問いかけ」の時間を作れたらなぁと思います。

 まぁ実際どうなるか全然わからないんですが。(笑)

 いやー、なんかワクワクしてきた☆

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