今日は、某友達と飲みに行き、ボランティアの活動について語り合った。非常にためになった。

 自分たちの幹事時代に出来なかったこと、ボランティアサークルの構成員によって、会の雰囲気、色が劇的に変化していくこと、個人の関心、全体の意識、方向性の関係など、多岐にわたった。

 一線を離れ、ブツブツいうことを始めてしまった古参会員という捉え方もないわけではないが、これも自己研鑽ということにしておこう。

 前述した通り、僕の所属している団体は、学内でも「ボランティアサークル」という位置付けであり、且つ、法務省という国の公的機関の下で活動させてもらっている。ある種特殊な団体である。

 さらに、活動の対象となるのは、いわゆる「非行少年」(この言い方が果たしてどの程度的確なのかは疑問)である。つまり法制度の下で言う「保護観察」や、更生処遇中の少年と関わるという、単なるお遊び・企画団体とは大きく異なる。

 本来、専門的知識や経験を有する職の方々が、各更生保護施設、養護施設、職業訓練校などで関わっている現場に、「少年と年が近く、同じ目線で」という「若さ」を大きな力として、協力させていただいているのである。

 ボランティア=余暇の有効利用的な考え方のみでは通用しない部分がある。

 活動に関わりながら、人との関わりの難しさを学んだり、相互援助ということを考えたり、とても多くの可能性を秘めていることは間違いないのだが、運営・企画などの面で非常に個人の意思、熱意が厳しく問われてきている。

 少年に対する継続的支援や、会員の研鑚活動・レベルアップを常に念頭においていく必要がますます必要になっていくよねという話をしていた。

 ボランティアは、聞こえはいいが、本当に多くの矛盾を抱えている。それでもやっていくには、「意思」の持つ意味は大きい。

 人に関わる活動で(何でもそうであろうが)、「なぜ?」という問い掛けをし続けることは非常に大切なことだと思う。その過程の中で、経験したり感じたりすることが、ボランティアとして関わる人にとっての学びであり、活動の向上につながっていくのであろう。

 なんだか独り言のようなものになってしまった。

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