「完璧さ」って…

2001年7月27日
 昨日今日とわりと涼しい(?)気候で、ちょっと暑さにバテていた自分も救われた気分♪

 朝早く起きてレポートを速攻で仕上げ、朝から児童相談センターにて子供とお勉強。
 お昼を食べて今に至っています。今日で前期の試験が終わって、晴れて夏休みです。予定はほとんどありません。バイトします。勉強もします。遊びもします。とにかく開放感に溢れる夏休みを過ごそうっと。

 今日は、「完璧さ」について。なんだかこんなんばっかりですね。オレの日記…。趣味や娯楽をもっと書け!って感じ。まぁいいか。

 あのー、いつから「完璧さ」って人が感じるようになったんだろうって思いません?(思わない?)完璧さがあるのだとしたら、完璧じゃないものを知っているんですよね。うーん、じゃあ完璧を始めに知った人は、何を知ったんだろう。

 オレは割と完璧主義な方です。なんでも完璧じゃないときが済まないくせに、結構いい加減で、中途半端だったりして。結構周りにもいるようです。

 完璧になろうってすると、「完璧じゃない自分」っていうものを知っているんですよね。だって完璧だったらわざわざ完璧になろうとしなくて済む。

 じゃあその完璧ってなんだろう。どんな人?少なくとも自分の嫌な部分が無くて、○○できる人みたいになって行く。人からみた完璧と、周りからみた完璧も違う。じゃあ一体何を追いかけているんだろう。

 何を足りないと思っているのだろう。
足りないものは外から手に入るのだろうか。それとも…。

 自然って完璧ですか?規則的で、計算できて、悩んだり、自己否定したりしない。ちゃんと朝はきて夜も来る。一年周期で星座は移ろい、月の満ち欠け、潮の充ち引き、みな一定(ほぼ)。

 人って、自然の中に、完璧さを見出したのかなぁ。始めは自然を知るための科学も、いつしか人間にも完璧な法則があるはずだ!と人、社会に当てはめるようになって、それでも人には「意識や精神」っていうものがあるから、そう簡単にはいかなかったりして、予測不可能なことによく出会う。

 動物って多分自分を完璧―完璧じゃないっていう図式では見ていないんだろうな。やっかいなものを生み出してしまったんだなぁと思う。

 こうなろう、ああなろう、いつかはこうなってやるっていう意識は、時に大きなやる気と、パワーを燃えさせる。だけど、実は失敗、挫折と背中合わせだったりして。だからいつも緊張して、勝つか負けるかの勝負になる。勝ちつづけた人のみが、ある種の完璧さ、価値のある存在のように扱われる。

 まぁそれだけではないんだけど。失敗も成功のもとっていうし。

 リストラや、これからの構造改革が実現して、失業者が増発するっていうことが大きく論じられているけど、なにがあっても、人の尊さって変わらないでいて欲しいなぁ。お給料が低くても、評価が低くても、別に人間だめなわけじゃないんだから。

 でもやっぱり失敗したり、挫折すると、自分の意味を、生きる気力を失わせてしまう自分もいるよなぁ。それこそ、自己肯定をいかに守って行くか、知って行くかが、これから必要なのかもしれないなぁ。

 

 

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