夢、幻想

2001年7月5日
 教員採用試験まであとちょっとです。
「逃げてる自分」「都合の良い言い訳を考えている自分」「なぜか穏やかな自分」色々います。

 ずっと小さい頃から「夢」をもって生きてきた人って多いんじゃないですかね。それこそ子供の時の「ドラえもん」になりたい、「ウルトラマン」になりたいから、小学校の時の「サッカー、野球の選手」って感じで。

 人にとって夢=目標は、なくてはならないもの、また方向性を示すものとして大切だと教えられてきました。そして、夢に向かってそれぞれ「努力」をするわけです。

 成功する人もいる。失敗する人もいる。

 一方で、僕達って自分に対して実は夢をもっていません?「僕はこんなところがあるんだ」「実はスゴイ人なんだぞ」って。自分の見たくないところを隠すように、色んな事を考えて、言い訳を付けて、「自分」っていう人間像を強化して行く。

 だから、人に認められなかったり、否定されたりすると怒る。ふとした言葉で自分の今までの積み重ねを全て崩されるようで。

 そこまで何を自分は守って生きているんだろう。
守っているものって何?

 人生は戦いだ。だとしたら、もし、戦わなくてもよい世の中、相手が全く戦う意思のない人間に遭遇したら、どう対処するのだろう。まったくの接触を避けるか、否定するという形で戦いを起こすのか。

 アイデンティティって大学でも良く取り上げられるけど、僕達は本当に日本人であることを知らないと生きていけないの?人は何をよりどころにして生きていくの?よりどころがないとだめなの?

 古代の国家、国民という観念がまだなかった時代に生きた人々は、何をよりどころにしていたんだろう。何を感じ、どう生きていたんだろう。

 自然―人工という図式の中で、人間が作ってきたものは、人工的なもの。様々な解釈や、主義、理論、それらが、もし幻想だったら…。

 自分という目を、思考を心というフィルターを通してみる世界が、もしなんらかの幻想だったとしたら、僕達はどう反応するんだろう。

 人が意思をもったということは、偶然にせよ、この地球にとってなんだったんだろう。

 うーん、わかんなくなってきた。今日はここまで笑。

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