言葉の外から伝わるもの

　雨ですね。なんか梅雨らしくジメジメしています。

　実習が終わったかと思ったら語学のテスト。なんかいきなり現実に戻されている。

　さて、「言葉」とは違う所から人に伝わって行くものってあるみたいですね。実習中の話なんですが（随分引っ張っていますが）、言葉として伝えた色んなメッセージ、例えば「受験もひとつの自分への挑戦なんだよ」とか、「人生で本気になったことってある？」とか、「技術と人の心のアンバランス」など、様々な話をしてきましたが、その他にも伝わっていたことがあるようです。

　それは、「一生懸命さ」みたいです。まぁ実習生から一生懸命さを取り除いたら何が残るんだという話になりますが、なんの言葉でもない、「懸命」さは、どんなに「頑張っているよ！」と言葉で伝えているよりも、態度一つで夢中になって「現れている」ものが、しっかりと人に伝わっているんだなぁということを感じました。

　実際、面と向かって話をすることができなかった子にも、なにか伝わっているんだなと、そして、何か伝わってしまうんだなぁと思いました。

　辛そうだったとか、忙しそうだったとか、決して見せないようにしていた部分でさえ、伝わってしまっていたんだなと。

　人は常に表現者なんですね。意識しているとしていないにかかわらず。おおー怖い。
改めて、自分って無意識に人にどんな事を伝えてしまっているんだろうと注意深くなってみようと思った今日でした。